コカ・コーラボトラーズジャパンのパラアスリートやり投げ競技の政成晴輝選手が来てくださいました。
丹波篠山市の岡野小学校出身の政成選手は、子どもたちにとって地元の先輩に当たるため、身近な人として話を聞くことができました。野球少年だった政成選手は、15歳でレーベル病を発症したことで視力が2か月で2.0から0.02に下がってしまい、様々なことができなくなった辛い過去を話してくださいました。しかし、「Impossible(不可能な)に’(アポストロフィー)を付けてI’m possible!(私は できる!)と考えている。」と、私たちにメッセージを伝えてくださいました。
手引き歩行の体験では、視覚障害の疑似体験をする児童役と案内する児童役に分かれました。見えない不安を体験する児童や、早めに進行方向にある情報を伝える難しさを感じる児童もいました。
また、やり投げ選手直々に、ボールを遠くに投げるこつを教えて頂き、体験しました。
そして、最後に「これからの人生でたくさんの人の考えやアドバイスを聞いて、最後は自分で決定して、明るい人生を切り開いていって欲しい。」と、子どもたちの未来につながる言葉を掛けていただきました。