スポーツで「夢」を描き、「未来」を拓け
本日の講師は、丹波篠山市スポーツ振興官の長澤宏行さんです。
長澤さんは、高校ソフトボール部コーチとして全国制覇を15回、アトランタ五輪ソフトボール代表ヘッドコーチ、神村学園や創志学園で高校野球部監督を歴任され甲子園出場を複数回経験されておられます。
今回は、5・6年生と一般の方を対象にお話をしていただきました。
愛犬のダックスフンドの話から始まり、童話「うさぎとかめ」の映像からゴールを見据えて進むことの大切さを伝えていただきました。
その後、大谷翔平選手のエピソードとして
・菊池雄星投手を目標にし、常に、菊池選手の上を目指して努力していた。
・大谷選手も菊池選手も、普通の子どもでした。成績もよく勉強も頑張りました。
・運を持っている子は、人の話をよく聞く。
といった話を聞かせていただきました。これらは、前日に両選手の恩師である佐々木監督に電話をして味間の子どもたちのために教えていただかれたそうです。
この他に
・夢はゆっくり探したらよい。夢を自分の言葉で語れる人になりましょう。
・人には咲く時期がある。そのためにはかめの努力が必要。
・念ずれば花咲く。何度も言葉にして口に出さないとダメ。丹波篠山では(夢を叶えることが)無理とか思わないでほしい。
といった言葉を子どもたちに伝えていただきました。
力のこもった言葉と、子どもたちの反応を温かくうけとめ応援してくださる雰囲気を感じ取り、子どもたちも笑顔とともに真剣に話を聞いていました。
「夢のある人はいますか」の呼びかけに、手を挙げ前に出て自分の夢や目標を語る子どもたち。大勢が手を挙げ、人前で堂々と話ができる姿に「活発でいいね。」「前に出てこれる。いいね。」と味間っ子の良さを言葉にして伝えてくださいました。
終わってから廊下で談笑する児童と長澤さん。